bent-house|ベント-ハウス
bent-house|ベント-ハウス
「曲げわっぱ」と呼ばれる、本来は弁当箱を作るための伝統的な曲げ板の技法をウォールシェルフに用いたデザイン。
「家型」という記号を用いることで飾る物に愛着を与え、機能面では画鋲1本で支えられる仕組みになっており、本体は25gの軽さだが最大1kgを超える重いものまで十分支えられる強度を持っている。
日本の静岡県の伝統工芸曲物師 塩澤佳英氏とstudio yumakanoによるコラボレーションプロジェクト。伝統工芸という様々な問題を抱える分野において、無理に新たな技術開発を追求するのではなく、「日常の工芸品」というコンセプトのもと、通常の作業工程の延長上として制作可能なデザインを考えた。
Design Release Date : 2017/02
Design : Yuma Kano
Material : Wood(hinoki)
Size : W105×H160×T50mm, W205×H150×T50mm
Weight : 25g
Client : Yoshihide Shiozawa
Photo : Satoru Ikegami & Yuichi Yamaguchi