Quoit|輪投げのようなペンスタンド
Quoit|輪投げのようなペンスタンド
木材をろくろや旋盤で挽き成型する「挽物」と呼ばれる技術を用いたペンスタンドのデザイン。
典型的な形のペンスタンドに輪投げのように「輪」を付け足すことで、なくなりがちな消しゴムやクリップなどの置き場所を与えた。機械による大量生産方式ではなく、挽物師による伝統的な手挽きで1個1個丁寧に作られいる。
静岡県の伝統工芸挽物師 百瀬聡文氏とstudio yumakanoによるコラボレーションプロジェクト。伝統工芸という様々な問題を抱える分野において、無理に新たな技術開発を追求するのではなく、「日常の工芸品」というコンセプトのもと、通常の作業工程の延長上として制作可能なデザインを考えた。
Design Release Date : 02/2017
Design : Yuma Kano
Material : Wood, Cork
Size : W75×D75×H135mm
Client : Toshifumi Momose
Photo : Satoru Ikegami